生きもの · 2020/07/29
オオムラサキは、紫に白の斑がある美しい翅をもち、日本の国蝶といわれている。山梨県内では、「オオムラサキセンター」がある北杜市が、その生息地として知られている。以前は全国各地でふつうに見られたらしいが、雑木林が減った今では、限られたところでしか目にすることができなくなってしまった。...
道志村野原地区で今も有志によって受け継がれる小正月のどんどん焼き(「どんど」ではなく「どんどん」焼きという。2014年1月14日撮影)。長い枝の先にお団子を刺し、子どもたちが焼いて食べる。お団子にはあんこが入っていて、食べ応えがある大きさ。(道志手帖3号に詳細記事)
文化 · 2020/07/09
梨木香歩さんのエッセイ『風と双眼鏡、膝掛け毛布』の道志の項目には続きがあって、地名のことだけでなく、「団子さし」のことが載っている。 著者は藤野町(神奈川県相模原市緑区)の風習「団子焼き」について知っていたが、それと同じ光景を、道志の道の駅に貼ってあった団子刺しのポスターで目にし、驚いたという。...

山を歩いていても角のとれた丸い石を見かける
道志川 · 2020/07/09
道志という地名の由来はいろいろな説があるものの、一番知られているのは、平安時代の官職の名前からついた、というもの。村誌『道志七里』にも、その説が紹介されている。 先日、たまたま開いた地名にまつわるエッセイ、梨木香歩さんの『風と双眼鏡、膝掛け毛布』(筑摩書房、2020)のなかに、「道志」の項目を見つけた。...